子どもの森あさかわ保育園では「たいけんひろば」を幼児クラスを中心に行っています。
「たいけんひろば」は主に、自然や科学の実体験を通して、なぜ?という疑問、面白いという好奇心や興味、そうなのかという理解、どうしたらという手段などを引き出すきっかけになる場を
用意しています。
動画や画像ではなく実体験、バーチャルではなくリアル。道端のほんの小さな花や虫でも、目の前で見たり触れたりすることで記憶の中に、心の中に刻まれていく事でしょう。
それは知識として知るだけではなく、この幼児期だからこそ大切なことです。
すみれ組 4月16日 すみれ組になって初めてのたいけんひろば
とってもいい天気 今日はバスで仲田公園へ 明治時代、この一帯は絹糸の輸出に伴った国にとっても重要なクワとカイコの一大研究所だったのですね
この建物は「国登録有形文化財」だそうです 歴史を感じます
そしてこれから新たな歴史を作っていく子どもたち
地面に「何かあるよ」の声かけで…
何かの木の咲いた後の花芽がたくさん落ちている
こうなったらみんな動かないねえ 流れにはカルガモがいる
水場があれば必ず網を入れますさあ何が捕れるか…
小さいザリガニが捕れた
ザリガニとは…「アメリカザリガニ」です
これは「条件付き特定外来生物」に指定されている生き物
・捕ってもいい ・飼ってもいい ・どこかに逃がしちゃダメ
・誰かにあげてもいいけど売るのはダメ(業者さんの販売とか)
・捕ったその場で逃がすのはいいけど持ち帰ったら死ぬまで飼うこと
たくさんの落ち葉の下には… みんな大好きダンゴムシやワラジムシ
シャーレやケースに入れてよく見よう
この公園はイチョウの大木がたくさんあってギンナンがたくさん落ちている芽を出しているのもある
時間が経っているから大丈夫だけど落ちたばかりの時は匂いがすごかっただろう
ギンナンが好きな人にはうれしいけど
アリもみんなの人気者ですね シャーレの中はヤスデ ツチカメムシ 何かの幼虫
ヤスデは大きくても3㎝くらい ムカデみたいに噛んだりしない 手に取ると渦巻みたいに丸くなる
流れに網を入れるとヌマエビと小さなザリガニ小さいのがいるということは
大きな親がいるはずだ
みんなもやってみるけど 捕れないなあ
今回の「たいけん」は… カルガモ いろいろな花
ヌマエビ アメリカザリガニ アメンボ
アリ 何かの幼虫 蝶が3種 落ち葉の下のムシいろいろ
ギンナン イチョウの芽 テントウムシとその卵…